<h2 id="h93454d8339">薬歴管理システムの仕様と現場オペレーションのギャップ</h2><p>HYUGA PRIMARY CARE株式会社（以下、HYUGA PRIMARY CARE）は「きらり薬局」を九州、関東圏を中心に50店舗以上展開し、在宅患者、医療・介護従事者の抱える課題を解決し、幅広いプライマリーケアのプラットフォーム実現を目指している企業です。<br><br>HYUGA PRIMARY CAREでは早くから情報管理のDX化を推進し、患者様に処方される薬歴管理をシステム化しました。薬の処方データを一元管理することで情報共有が円滑になり、患者様に薬だけでなく、安心と安全を届けられるよう、取り組まれています。<br><br>データの一元管理による効率化を目指すうえで、徐々に課題として浮かび上がってきたのが「情報の入力」という人力での作業です。薬歴管理システムでは特定のルール下において情報入力する必要があるため、いくつもの選択項目の確認やテキスト情報の読み込みが必要になります。また、各店舗にて入力された情報を集約管理する本部においても、データ入力確定作業の時間の膨大化が課題になっていました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/8ecda000994a4aa7926362ee9ae77298/img_Hyuga_01.png" alt=""><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/2f69785dd0cb4bbbaec0413ed929f036/img_Hyuga_02.png" alt=""></p><h2 id="hbb7581e431"><br>PowerAutomateDesktopの構築を支援</h2><p>現場の要望に合わせて薬歴管理システムの仕様を変更するには、多くの時間とコストが必要となることが想定できたうえ、システムの仕様変更が現場オペレーションの大幅な変更を伴うため、PowerAutomateDesktopを用いたシナリオ構築による、情報入力の作業の自動化を選択しました。薬歴管理システムのUIや仕様を変更せず、人力で対応しているフローの時間を短縮することにしました。<br>PowerAutomateDesktopの自動化フローにより、薬歴管理システムに人力で入力していた一部のフローや、本部にて実施される入力データの確定作業などの時間を削減、大幅な時間コストの削減を実現しました。<br>また、要件ヒアリング、シナリオ構築、テスト、導入まで1ヵ月という短い期間で導入できたため、通常のシステム開発で陥りがちな、長期間にわたり莫大な費用を投じることもありませんでした。</p><h2 id="h6e6077f3a6"><br>AIを組み合わせて患者情報を要約</h2><p>実際に患者様と会話し、システムへのデータを入力している店舗の薬剤師から、「薬歴管理システムが表示する薬歴情報を要約してほしい」「情報が多すぎて、読んでいたら患者様と会話する時間が減ってしまう」といった現場オペレーションとのギャップが発生しているという課題もお聞きしました。<br><br>アイエンターでは早くから生成AIの業務導入を推進していたこともあり、今回のPowerAutomateDesktopのシナリオにAIをかけ合わせた構築をしました。薬歴管理システムが表示する数百～数千のテキスト情報を独自のAIプロンプトで処理し、患者様に関わる膨大なテキスト情報を、薬剤師が一目で確認できる文章量に要約する仕組みです。<br>これにより、薬剤師が事前に確認するための時間が削減され、患者様に安心と安全を届ける時間を増やすことができました。また、患者様の情報は機密情報になりますので、AIのセキュリティレベルに問題がないことも確認しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/7102deec7aac44a7b7d862e0744f980c/img_Hyuga_03.png" alt=""></p><h2 id="ha5205605ee"><br>デジタルデバイドをなくし幅広いプライマリーケアのプラットフォームを実現する</h2><p>超高齢社会のわが国では、今後もさらに高齢化が加速し、2025年には65歳以上の高齢者が人口の3割を超えると推計されています。これに伴って、介護や支援を必要とする方も年々増加しており、「要介護状態にあっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送りたい」というニーズに応える環境づくりが急がれています。<br>HYUGA PRIMARY CAREは在宅医療・在宅介護を支えるこの事業の社会的な意義を強く認識し、医師、看護師、ヘルパー、ケアマネージャー、福祉用具事業者等とも積極的に連携を図り、「地域包括ケアシステム」の構築に貢献しています。プライマリーケアのプラットフォーム実現に向け、ITテクノロジー融合は欠かせない要素になりますので、今回の実績を踏まえ、同業界へのノウハウ展開を検討されています。</p>

PAD構築×AI要約ソリューション

<h2 id="h7b43bf921c">自動尾数カウントシステム「AIフィッシュカウンター」を開発</h2><p>AIの物体認識技術を用いて、分養時や出荷時に魚の尾数をカウントし、リアルタイムでタブレットに表示するシステム「AIフィッシュカウンター」を開発しました。このシステムは、現在特許出願中です。（特願2025‐23043）<br><br>「AIフィッシュカウンター」では、流れてくる魚体を「魚体捕捉用カメラ」で真上から撮影します。撮影した魚体は、AI物体検出技術を用いて検出され、リアルタイムでカウント数をタブレットで確認することができます。<br><br>魚の検出精度を向上させるため、装置出口では水切り処理を行い、外部光の影響を軽減する遮光シートを取り付けています。これにより、環境の変化に影響されず、安定した計測が可能です。<br>&nbsp;<br>また、カウント精度を向上させるため、AI物体検出では魚全体だけでなく、頭と尻尾の部位も検出しています。画面外に魚が見切れてしまった場合でも、頭と尻尾を検出することで検出漏れを防ぎます。この仕組みにより、多様な魚種への対応が可能です。<br></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FDjGUhJhOVmw%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DDjGUhJhOVmw&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FDjGUhJhOVmw%2Fhqdefault.jpg&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p>

AIフィッシュカウンター

老舗企業のCIブランディング

<h2 id="ha8b9dbbdaf">宮城県塩竈市と包括連携協定を締結</h2><p>アイエンターは、2024年8月20日(火)に宮城県塩竈市とDX推進や人材育成などを図ることを目的とした包括連携協定を締結しました。今後、塩竈市と連携し、県内の自治体で初めてとなるAIを活用した来庁者を案内する窓口「AIコンシェルジュ」の設置や、市の業務へのDX推進、職員のDX人材育成、地域の活性化などを通して、塩竈市を支援していきます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/bedd4754d0c74c96a53f7cdfd8cf6782/img_ceremony.png" alt=""><br></p><h2 id="hfaea2ca58a">AIを活用し、来庁者を案内する窓口「AIコンシェルジュ」を開発</h2><p>「AIコンシェルジュ」は、塩竈市ホームページ内のよくある質問データをAIが学習し、塩竈市のゆるキャラが、コンシェルジュとなり、来庁者の質問に答えるシステムです。来庁者と音声で会話対応できるほか、質問のやり取りは設置したモニターにチャット形式で表示されます。<br>このシステムは、2024年11月をめどに塩竈市役所に1台設置される予定です。<br>塩竈市は、高齢の市民を中心に最新の技術に親しんでもらうことを目指しています。また、将来的には「AIコンシェルジュ」による窓口の数を増やし、職員の業務負担を軽減することも検討しています。</p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F0yqVlfk52Xc%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3D0yqVlfk52Xc&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2F0yqVlfk52Xc%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p><p style="text-align:center">「AIコンシェルジュ」デモンストレーション動画</p>

AIコンシェルジュ

<h2 id="he1dbde5b36">消耗品の入出庫管理を見える化し、業務効率化を実現するアプリ</h2><p>Googleが提供するノーコード開発プラットフォーム「AppSheet」を用いて、消耗品の入出庫管理を見える化し、業務を効率化するアプリを開発しました。<br>このアプリは、事前に登録した社員番号や消耗品と紐づくバーコードと連携し、「誰が」「いつ」「どのくらい」消耗品を利用したかを把握することができます。また、消耗品の種類や保管場所ごとに在庫数を確認・管理できる在庫一覧や、消耗品の入出庫を記録・確認できる入出庫履歴、消耗品の補充が必要となった場合にメールで通知する機能などがあり、適正に入出庫を管理することができます。<br></p><h2 id="hd193ef2a34">紙ベースによる入出庫管理表の運用で抱えていた課題</h2><p>株式会社常磐植物化学研究所（以下、常磐植物化学研究所）では、これまで工場内の消耗品の入出庫管理を紙ベースで行っていました。しかし、この方法では適切な個数管理が難しく、棚卸差異（在庫差異）が生じることがあり、過剰な在庫や在庫切れが発生していました。さらに、常磐植物化学研究所の工場は複数の棟に分かれており、広い工場内のいろいろな場所に消耗品が保管されているため、担当者が各棟を周って入出庫管理表を確認し、手作業で在庫や出庫数を集計して消耗品を発注する手間と時間がかかっていました。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/66d5836885fd4712a2de9f27503b07d4/img_tokiwa01.png" alt=""><br></p><h2 id="h7653d69a28">アプリの導入で適切な入出庫管理・業務効率化・リスク削減を実現</h2><p>消耗品入出庫管理アプリを導入したことで、過剰発注や在庫切れを防止し、適切な入出庫管理、コスト管理ができるようになりました。また、PCやタブレット、スマホで手軽に入出庫状況を確認・管理できるため、担当者が確認のために各棟を周る必要がなくなり、システム化で集計作業も簡単になったため、大幅に作業時間が短縮されています。<br>その他、紙ベースから電子化されたことで、入出庫管理表の紛失・消失リスクが削減され、入出庫管理業務の属人化防止にも役立っています。<br></p><h2 id="ha0f84c40d0">AppSheetで開発したアプリの運用は社内リソースで内製化</h2><p>常磐植物化学研究所は、「植物化学」の専門企業として、植物成分の抽出・分離精製に関する幅広いノウハウを蓄積し、医薬品をはじめ化粧品・健康食品・食品添加物の分野で、国内外の2000社を超えるお客様に商品を提供している企業です。常磐植物化学研究所では、積極的にDXを推進しており、今回のアプリ開発では、アイエンターが要件定義から、AppSheetを用いたアプリ開発（開発期間：1～2ヵ月）、テストまで支援し、リリース後のアプリ運用は、常磐植物化学研究所のご担当者が対応しています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/30adc651d5ab42cf836218ae54494d18/img_tokiwa02.png" alt=""></p>

消耗品入出庫管理アプリ

<h2 id="h1bdc1173ca">「GDOゴルフ場予約アプリ」の開発を支援</h2><p>アイエンターは、日本最大級のゴルフポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」のゴルフ場予約アプリ（iOS、Android）の開発を支援しています。<br></p><h2 id="h2b432e7084">GDOゴルフ場予約アプリの概要</h2><p>GDOゴルフ場予約アプリは、全国2,000以上のコースから、スタート時間・プレースタイル・コースタイプなど、お好みの条件で検索し、かんたんにゴルフ場を予約できる便利なアプリです。<br>事前に施設情報やコースレイアウト、GDOユーザーのスコアデータを基にした分析などのゴルフ場詳細情報が確認できるほか、開催中のキャンペーンやおすすめ情報などのお得な情報をPush通知でいち早くお届けする機能、GDOユーザーの口コミ・評価を確認・投稿できる機能、予約状況の確認・変更・キャンセルができる機能、同伴者へ予約内容を共有できる機能など、便利な機能が多数搭載されています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/09ac1861fd4e429285483c010b651360/img_GDO_app.png" alt=""></p><p style="text-align:center">GDOゴルフ場予約アプリ ⒸGolfDigestOnline Inc.</p>

GDOゴルフ場予約アプリ

<h2 id="h1846e48c94">水揚げ直後の鮭入札をデジタルトランスフォーメーション</h2><p>毎年9月～11月に北海道斜里町のウトロ漁港にて行われる秋鮭の入札を、Androidタブレット端末を用いて行うことができる電子入札システムを開発しました。<br>従来の入札は現物入札で、魚を仲買人さんが実際に見て入札室に行き、紙に書いて入札をしていました。<br>このシステムは、「入札時間の短縮」と「入札データの蓄積」を目的に開発しており、仲買人さんが入札金額を入力するためのAndroidタブレットアプリ、入札データの管理はPCのブラウザで確認できるWebアプリケーションにて構成されています。<br></p><h2 id="h1662d7bf29">屋外現場での利用シーンとユーザー体験をイメージしたUXデザイン</h2><p>主に漁港で使用されるシステムであるため、ハードウェア自体が耐水性や防塵性に優れていなければなりません。<br>また、アプリケーションのUIは極限まで直感操作が可能なデザインを意識しています。<br>魚の鮮度を保つために1秒を争う入札現場において、アプリケーションUIが使いづらいと時間のロスにつながるため、ユーザーの皆様の意見を頂戴しながらデザインを行い実装されています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/1d3e03fb96484894bfa2cf2305418b37/img_denshi_tab.png?w=470&amp;h=360" alt="	電子入札システム_入札登録のアプリケーション画面"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5aa2f9d36d3d40149a77f57dbe49f491/img_denshi_pc.png?w=470&amp;h=360" alt="	電子入札システム_入札一覧のアプリケーション画面"></p><h2 id="h0ef7a01dba">仲買人さんの入札時間を2分の1に短縮</h2><p>ウトロ漁港は最高で7隻の船が停泊できる大きな漁港です。<br>今までは仲買人さんが漁港の端から端まで歩いて鮭の品定めをし、入札室と呼ばれる入札専用の部屋まで移動して1隻分ずつ入札を行っていました。<br>そのため、一回見に行ってはまた入札室に戻るという繰り返しが必要になり、多くの時間を費やす必要がありました。<br>入札システムの導入により、仲買人さんはタブレットを持ち歩きながら屋外でも同時に複数の入札に参加できるようになり、入札時間の短縮が実現されました。<br>また、入札が完了するまで水揚げを待機せざるを得ない状況にあった漁船の待ち時間も大幅に削減され、魚を鮮度の高い状態で仲買人さんに見てもらうことができるようになりました。<br></p><h2 id="hdc4df67e96">データ蓄積による入札傾向分析</h2><p>従来は紙ベースで入札結果をメモして確認していましたが、入札の電子化により過去データの参照や入札の経過確認、入札データの分析が可能になりました。<br>日々の入札をデジタル化することで、すべて数値管理することができ、年度毎の水揚げ高や入札単価等々の傾向を分析することが可能になりました。<br>また、今後はさまざまなデータ形式での入札データ出力ができるように機能を追加検討中です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/aeb351159c7d4ba3bad507718c5184ce/electronic_img_paper.png?w=470&amp;h=360" alt="入札傾向分析_紙ベースでの入札確認をしている画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/036de4b1a8b24b998f7d0e8f057c3015/electronic_img_market.png?w=470&amp;h=360" alt="入札傾向分析_魚市場内の画像"></p>

<h2 id="h95d68b7444">Digital Transformation of Post-Landing Salmon Bidding</h2><p><span style="color:#000000">Our team has created an electronic bidding system on Android tablets to facilitate the autumn salmon auction held at the Utoro fishing port in Shari, Hokkaido every year from September to November.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">Traditionally, the auction involved physical bidding, with intermediaries examining the fish and submitting their bids on paper in a designated room.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">Our system aims to reduce bidding time and collect data by offering an Android tablet app that allows intermediaries to enter their bids and a web application that enables them to manage bidding data through a PC browser.</span><br></p><h2 id="hb0fb2bcb38">Envisioning UX Design for Outdoor Usage Scenarios</h2><p><span style="color:#000000">Our Electronic Bidding System is primarily intended for use in fishing ports. Therefore, the hardware must possess superior waterproofing and dust proofing capabilities.</span><br><span style="color:#000000">Our goal in designing the application UI was to prioritize an intuitive design that allows for extreme ease of use.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">In a bidding scenario where every second counts and the freshness of the fish is crucial, a poorly designed application UI can lead to time loss. As such, we sought user feedback and incorporated it into the system's design and implementation.</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/1d3e03fb96484894bfa2cf2305418b37/img_denshi_tab.png?w=470&amp;h=360" alt="	電子入札システム_入札登録のアプリケーション画面"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5aa2f9d36d3d40149a77f57dbe49f491/img_denshi_pc.png?w=470&amp;h=360" alt="	電子入札システム_入札一覧のアプリケーション画面"></p><h2 id="hb93d767d94">Cutting Bidding Time in Half</h2><p><span style="color:#000000">The Utoro fishing port is a large port capable of accommodating up to seven ships.</span><br><span style="color:#000000">Before adopting our system, intermediaries had to walk from one end of the port to the other to inspect the salmon and make bids one ship at a time in a dedicated room called the bidding room.​&nbsp;​</span><br><span style="color:#000000">As a result, they had to repeat this process of inspecting and returning to the bidding room multiple times, which took up a lot of time.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">With the introduction of our Electronic Bidding System, intermediaries can now participate in multiple bids simultaneously on tablets, resulting in a reduction in bidding time.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">In addition, the waiting time for fishing boats, which had to wait for the completion of the bidding before unloading their catch, has been significantly reduced, allowing intermediaries to inspect the fish in a fresher state.</span><br></p><h2 id="he0bc3ad185">Analysis of Bidding Tendencies Through Data Accumulation</h2><p><span style="color:#000000">Before our system was adopted, bidding results were recorded on paper and checked manually. However, with the introduction of our system, the bidding process has been digitized, allowing for the reference of past data, tracking of bidding progress, and analysis of bidding data.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">By digitizing daily bidding, all data can be managed, and trends such as annual catch and bidding prices can now be analyzed.&nbsp;</span><br><span style="color:#000000">Furthermore, we are currently considering adding functionality to output bidding data in various data formats in the future.</span></p><h2 id="hcf83e1357e"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/aeb351159c7d4ba3bad507718c5184ce/electronic_img_paper.png?w=470&amp;h=360" alt="入札傾向分析_紙ベースでの入札確認をしている画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/036de4b1a8b24b998f7d0e8f057c3015/electronic_img_market.png?w=470&amp;h=360" alt="入札傾向分析_魚市場内の画像"></h2>

電子入札システム

Electronic Bidding System

<p>魚介類を中間育成し放流することを主たる目的として昭和58年に設立された下松市栽培漁業センター。養殖技術の調査・研究を行い、水産資源を安定して供給できる環境づくりにも取り組んでいます。人が測る手間を省きながら、より詳細なデータを解析し育成技術の高度化を目指すため、アイエンターの「IoT水質センサー」を導入しました。<br> 導入の経緯、導入後の効果や今後実現したいことなどをお伺いしています。<br></p><h2 id="h615958f475">効率的な産卵方法を確立するため、手動から自動化に</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5fa75a6ef60240c0bf9c4bfdf7c68c2e/works_interview01_01.png" alt=""></p><h3 id="h44dd929e4f">ー導入いただいた経緯を教えてください</h3><p>下松市栽培漁業センターでは、ヒラメとトラフグの養殖を行っています。<br><br> 10年前から水温の測定を手作業で行ってきましたが、水温だけでなく、DO（溶存酸素）の値や塩分濃度を自動で24時間測定し、そのデータを蓄積することでより高度な育成方法を見つけ出していきたいと考え、導入を検討しました。<br></p><h3 id="h92828d401d">ー導入前はどのような課題がありましたか？</h3><p>水温は午前と午後で測定を行っており、Excelへの転記をしていましたが、給餌後などに変化するDOは校正の手間もあり、あまり測定していませんでした。<br><br> また、種苗生産では産卵をさせるために水温やDOだけでなく、塩分濃度が密に関わってきますがこちらも測定していませんでした。<br><br> より効率的に産卵できる方法を確立できれば生産性が上がるので、水温だけでなく、DOや塩分濃度も測定し、適正な条件を見つける必要がありました。<br><br></p><h2 id="hfe817c038f">魚にストレスをかけることが減り、育成状況向上や品質向上にも繋がる</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a45a3fa0d2c14a95a36f38586961ceea/works_interview01_02.png" alt=""></p><h3 id="hb8ba48b910">ーIoT水質センサーを導入した後の効果を教えてください</h3><p>まず、手動ではなく自動で計測ができるので、測定する作業時間を削減できました。クラウドへデータが蓄積されるので、Excelへの転記も不要です。<br><br> また、DOや塩分濃度の測定も可能となったので、魚のストレス等の健康状態と水質の関係性を分析していく予定です。 <br><br>魚は夏になりDOが不足すると斃死するので、閾値を設定して通知する機能や、生簀の状態をスマホで確認できる機能は、魚のストレス軽減に活用でき、育成状況向上や品質向上に繋がると考えています。<br></p><h3 id="hc382efa8c5">ー今後はどのようにデータを活用する予定ですか？</h3><p>養殖は餌代、設備維持費の増大、疾病の発生などによりコストが上がっているのに、魚の単価は上がっていないのが現状です。<br><br> 下松市栽培漁業センターでは、早くから漁業者とともに「つくり育てる漁業」を実践しており、これまでも従来の方法より2か月早く出荷できる育成方法を確立し、漁業者に技術を提供しています。<br><br> 今後は、データを活用した育成方法の確立や作業効率化に向けて取り組みを進め、より早く大きく育てることで育成コストの削減や付加価値向上を目指します。<br><br></p><h2 id="h8bf218c26d">操作性も良く、見やすいWeb画面</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/b784ce7b4a364cf08bb71f86648030fc/works_interview01_03.png" alt=""></p><h3 id="hfa93ab26ef">ーWeb画面のデザインはいかがですか？</h3><p>Web画面のデザインはとても見やすいです。<br><br> 自動で作成されたグラフがあるのでぱっと見て上昇しているのか、下降しているのかを判断できるのが良いですね。<br><br> 操作マニュアルもわかりやすく、不明点も教えていただけるので、アフターフォローが良いのは安心です。<br></p><h3 id="h46a40c46ef">ー筐体の大きさは気になりますか？</h3><p>筐体は小さい方だと思います。設置していても邪魔だと感じたことはありません。 <br><br>メンテナンスを定期的にしなくてはいけませんが、正式なデータが欲しいので手間でも行っていく予定です。<br><br></p><h2 id="ha9ed45b114">将来にわたり持続的に発展するくだまつの漁業</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5ccf1890418249e0a2f3601ad826e2cd/works_interview01_04.png" alt=""></p><h3 id="h1d602a67c4">ー今後もITの導入を考えていますか？</h3><p>今は、月に1回、魚体のサイズや体重を測定していますが、手作業となりますので、アイエンターさんの手を触れずに魚の育成状態を正確に把握できる「AI魚体サイズ測定カメラ」は導入したいです。 <br><br>また、斃死して上がってきた魚を認識しても仕方がないので、病気になる前に察知する何かがあれば良いですね。<br></p><h3 id="hd38e5465c9">ー今後の目標や社会への役割を教えてください</h3><p>下松市栽培漁業センターでは、現在、オニオコゼ・キジハタ・マコガレイ・ヒラメ・トラフグ・カサゴ・クルマエビ・ガザミ・アカガイ・アワビ・アイナメ・ウマヅラハギの12魚種を取り扱っています。<br><br> 養殖生産されたヒラメの90％は笠戸島内で、トラフグはほぼすべてが下松市内で消費され、地域観光資源として欠かせない存在になっています。<br><br> 今後は、養殖マサバや養殖マアジもブランド化し、魚種を増やして、くだまつの漁業者の方の収入を増やしたいと考えています。<br><br> また、今までの経験と知識を活かしながら、IT技術も取り入れ、「つくり育てる漁業」として魚の種苗生産から放流、漁獲まで改善し、漁獲量の増加につなげていきたいと考えています。 <br><br>そして、将来にわたり持続的に発展するくだまつの漁業を目指していきます。</p>

<p><span style="color:#000000">The Kudamatsu City Center For Stock Enhancement was founded in 1983 with the goal of intermediate fish rearing and release. They conduct research and investigations on aquaculture technology and are dedicated to creating an environment that enables a stable supply of fishery resources. To gather precise data for analysis, improve rearing techniques, and reduce labor, they implemented our IoT Water Quality Sensor System.</span><br><span style="color:#000000">We interviewed them to learn about why they chose our service, the results after implementation, and their future plans.</span><br></p><h2 id="h2a9a291417">Establish an Efficient Spawning Method, from Manual to Automation</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5fa75a6ef60240c0bf9c4bfdf7c68c2e/works_interview01_01.png" alt=""></p><h3 id="hcb83e0c88c">ーCould you share with us the reasons and process that led to the implementation of our system?</h3><p><span style="color:#000000">At our fisheries center, we raise flounder and puffer fish. For the past ten years, we have been manually measuring water temperature.​</span><br><br> <span style="color:#000000">However, we wanted to discover more advanced cultivation methods by automatically measuring not only water temperature but also dissolved oxygen level (DO) and salinity 24 hours a day, and accumulating this data. This led us to consider adopting the IoT Water Quality Sensor System to meet our needs.</span><br></p><h3 id="h0b1eed372b">ーWhat are some challenges you were facing before the implementation of our system?</h3><p><span style="color:#000000">We used to manually measure water temperature twice a day and record the readings on Excel.</span><br><br> <span style="color:#000000">However, we didn't measure DO frequently due to the additional effort required for calibration and fluctuations after feeding. Moreover, salinity is critical for successful spawning in seed production, but we weren't measuring it.​</span><br><br> <span style="color:#000000">To establish more efficient spawning methods and increase productivity, we needed to measure not only water temperature but also DO and salinity to identify suitable conditions.</span><br><br></p><h2 id="h86c95d85c3">Reduce Stress on Fish to Improve Fish Growth and Quality</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a45a3fa0d2c14a95a36f38586961ceea/works_interview01_02.png" alt=""></p><h3 id="h8623f23279">ーCan you tell us about the effects after the implementation of our IoT Water Quality Sensor?</h3><p><span style="color:#000000">After implementing the IoT Water Quality Sensor System, we were able to reduce the time spent on manual measurement and recording of data.</span><br><br><span style="color:#000000">The data can be directly downloaded from the system's webpage, eliminating the need for transcription into Excel. With the added capability to measure DO and salinity, we plan to analyze the relationship between fish health and water quality, including stress levels.​&nbsp;​</span> <br><br><span style="color:#000000">Fish often die in the summer due to insufficient DO, so we believe that features such as setting thresholds for notification and the ability to check the condition of the fish tank on a smartphone can be utilized to reduce stress on fish, ultimately leading to improved growth and quality.</span><br></p><h3 id="he217e01eab">ーHow do you plan to utilize the data in the future?</h3><p><span style="color:#000000">Despite rising costs of fish farming, such as feed and maintenance expenses, as well as disease outbreaks, the price of fish remains stagnant.&nbsp;</span><br><br> <span style="color:#000000">At our fisheries center, we have been practicing "creating and nurturing fisheries" alongside fishermen for a long time. We have already developed a cultivation method that enables us to ship fish two months earlier than conventional methods, and we have shared this knowledge with local fishermen.​&nbsp;​</span><br><br><span style="color:#000000">Moving forward, we will continue to work towards establishing cultivation methods that utilize data analysis and improve work efficiency. Our goal is to reduce the cost of cultivation and increase the value of our fish by raising them faster and in larger shapes.</span><br><br></p><h2 id="h181133c33e">User-Friendly and Easy-to-Use Web Interface</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/b784ce7b4a364cf08bb71f86648030fc/works_interview01_03.png" alt=""></p><h3 id="h538417a920">ーHow do you feel about the design of the web interface?</h3><p><span style="color:#000000">The web interface design is very user-friendly.&nbsp;</span><br><br> <span style="color:#000000">The automatically generated graphs allow me to quickly assess whether the data is showing an increase or decrease, which is great.&nbsp;</span><br><br> <span style="color:#000000">The automatically generated graphs allow me to quickly assess whether the data is showing an increase or decrease, which is great.&nbsp;</span><br></p><h3 id="hfc1c11727a">ーDo you have any concerns about the size of the housing case?<br><br></h3><p><span style="color:#000000">I think the casing is small in size. I haven't found it to be difficult to install.</span> <br><br><span style="color:#000000">Although regular maintenance is required, we plan to carry it out to ensure the accuracy of the data.</span><br><br></p><h2 id="h8b46bba04e">Sustainable Development for Kudamatsu's Fisheries Industry</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/5ccf1890418249e0a2f3601ad826e2cd/works_interview01_04.png" alt=""></p><h3 id="hb765710a4e">ーAre you planning to introduce more IT in the future?</h3><p><span style="color:#000000">We currently measure the size and weight of the fish manually once a month. Therefore, we are interested in implementing the Fish Size Estimation Camera System from i-enter, which would allow us to accurately monitor the growth status of the fish without having to handle them.​&nbsp;​</span><br><br><span style="color:#000000">Additionally, it would be beneficial to have a method to detect illnesses before they become fatal, as identifying them after the fish have perished is not productive.</span><br></p><h3 id="h611da5b324">ーCould you share with us your future aspirations and the role you envision playing in society?</h3><p><span style="color:#000000">At our fisheries center in Kudamatsu City, we currently handle 12 different types of fish, including devil stinger, red-spotted grouper, marbled flounder, flounder, tiger pufferfish, marbled rockfish, kuruma shrimp, blue swimming crab, bloody clam, abalone, rock trout, and black scraper.&nbsp;</span><br><br> <span style="color:#000000">Of these, 90% of the farmed flounder is produced on Kasado Island, while nearly all the tiger pufferfish are consumed locally in Kudamatsu, and have become a crucial resource for regional tourism.&nbsp;</span><br><br> <span style="color:#000000">In the future, we aim to expand the range of fish species to include branded farmed chub mackerel and jack mackerel in order to increase the income of Kudamatsu's fishermen.</span><br><br> <span style="color:#000000">Furthermore, we plan to incorporate IT technology, leveraging our previous experiences and knowledge, to improve the cultivation process from seed production to fishing, thus increasing the catch quantity.</span> <br><br><span style="color:#000000">Our ultimate goal is to achieve sustainable development for Kudamatsu's fisheries industry in the long term.</span></p>

ヒラメ養殖生簀の水質管理

Water Quality Management for Flounder Farming 

~地産地消の推進~

~Promotion of Local Production for Local Consumption~

ITを活用して<brListOnly>
効率のよい<brListOnly>
飼育方法を確立

Establishing Efficient Breeding Methods by Utilizing IT

<p>高知大学 海洋資源科学科 海洋生物生産学コース 水族栄養学研究室 では、世界でも珍しい生理学的観点から養魚飼料の開発を行っています。魚の「食欲」・「消化・吸収」・「成長」といった生理現象を理解することで、飼料問題の解決に取り組んでいます。人が測る手間を省きながら、安定した養殖魚育成を目指すためアイエンターの「IoT水質センサー」が導入されました。<br>深田 陽久教授に導入の経緯、導入後の効果や今後実現したいことなどをお伺いしています。<br></p><h2 id="ha52cedb848">産業として魚類養殖を維持・発展するためには、IT化が必要</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/f76f8e7e01104950b5c45de704dc188a/PC_img_02.png" alt=""></p><h3 id="h44dd929e4f">ー導入いただいた経緯を教えてください</h3><p>研究室では、ブリやマダイを飼育するには大きな水槽が必要なため、直径6m、容積30トンの水槽が18基あり、適宜、小型の水槽に収容して飼育をしています。<br><br>基本的に毎日、飼育施設に行き、餌をあげたり水槽の掃除をしたり、適性な飼育密度になるように管理することが必要です。給餌後に手動で酸素量を計測していますが、夏の高水温時や水槽内が過密になっているときは給餌タイミング以外でも計測が必要です。<br><br>魚を飼育・観察することで研究に活かせることは多いですが、人手不足という問題が常にあります。研究室だけの問題ではなく、産業として魚類養殖を維持・発展するためにはIT化が必要なのではと考えておりました。<br><br>デジタル化推進補助金制度を利用して水質センサーの導入を検討していたところ、費用が他社よりも安く、他企業からの評判の良いアイエンターのIoT水質センサーを知り導入を決めました。<br><br></p><h2 id="h3bbe6e007b">魚が餌の時間を把握する！データを見ることで新しい発見を得られる</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/b59084d105d343929682babcc8c57df1/PC_img_03.png" alt=""></p><h3 id="h92828d401d">ー導入前はどのような課題がありましたか？</h3><p>研究室では、通年飼育が必要なストック魚、特定の期間飼育となる個人研究のための試験魚の世話が必要となります。餌の試験の場合、週6日給餌が基本となっているので、土曜日の給餌はほぼ個人の義務となります。<br><br>また、病魚発生の時には、土日昼夜関係なく、投薬や病魚の回収など、迅速に対応しなければなりません。1水槽あたり数分で計測は終わりますが、土日でも30分くらいかけて自宅から研究室まで行く必要があるので、個人の負担が大きかったです。<br><br>手動で計測したデータは紙に記録していましたが、10日ごとにExcelに転記し、グラフソフトでグラフ化を手入力で行うのも手間がかかります。手動計測のものだと暗い場所で液晶が見えにくいので使いづらかったですね。<br></p><h3 id="h23dc6b1253">ー導入後の効果を教えてください</h3><p>水槽から離れた場所でもセンサーから自動計測された水質データをリアルタイムで確認できるので、心理的不安が軽減されました。夏に餌をあげると溶存酸素が低くなりますが、センサーがあることで常に気にしなくても良くなりましたし魚の斃死リスクを下げられるのは安心です。<br><br>水温の動きをグラフで可視化できるので、給餌の判断材料として使用しています。また、グラフ化されたデータを論文作成時にすぐに使用できるようにもなりました。<br><br>センサーを導入したことでわかったこともあります。水槽では地下浸透海水を使用していますが、川の水の影響や海の潮の満ち引きの影響を受けていたんです。夜に溶存酸素が急に低い値で入ってくることがあることで判明しました。<br><br>魚が餌の時間になると活発になり、溶存酸素が少し低くなることで、魚が餌の時間を把握することもわかりました。2日に1回でも魚は覚えています。水質の管理だけではなく、データを見ることで新しい発見も得ることができ、研究に役立っています。<br><br></p><h2 id="h39ff16ff96">バッテリー充電の必要もなく、データも自動取得</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/2c85b7cde6474aeb890ebe1c1c5cbfb1/PC_img_04.png" alt=""></p><h3 id="h2e2dff3a3c">ーセンサーの使用感を教えてください</h3><p>過去に、他社製品の水温・溶存酸素・水深の計測が可能な24時間センサーを導入しているときもありましたが、毎日バッテリーの充電が必要で、パソコンを現場まで持っていきデータを取得する必要もありました。アイエンターさんのIoT水質センサーはバッテリー充電の必要もなく、データも自動で取得できるのでとても楽です。<br><br>約1年間使用していますが、エラーは一度もありません。定期的にメンテナンスが必要ですが、陸上養殖なので、あまり付着物もなく特に不便ではないです。<br></p><h3 id="h261f4b3501">ー今後、期待する機能はありますか？</h3><p>24時間365日いつでも異常水質に対して、パソコンやスマホにリアルタイムで通知がきますが、メールだけでなく、電話やアプリでの通知があればもっと気が付きやすくなると思います。<br><br>遠隔カメラ、給餌機、センサーで様子を見ていますが、データの一元化ができるとありがたいです。<br><br></p><h2 id="h3b341a102c">日本や魚類養殖業に少しでも貢献したい</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/f0bfa0a99b754c328d27b190e0181fff/PC_img_05.png" alt=""></p><h3 id="h1d602a67c4">ー今後もITの導入を考えていますか？</h3><p>研究室は予算が限られているので現状、難しいのですが、論文にデータを活用できますし安心して飼育研究ができるので、費用面等の問題をクリアできれば、全ての水槽にアイエンターさんのIoT水質センサーを導入したいです。<br><br>高知大学で育てたブランド養殖魚の卸業者に育成データを公開して食の安心・安全を届け、高付加価値化に繋げていきたいと考えています。<br></p><h3 id="hd38e5465c9">ー今後の目標や社会への役割を教えてください</h3><p>高知大学の水族栄養研究室では、 養殖魚（ブリ・マダイ等）のより良い飼料の開発を目的として行っています。<br><br>魚は種類や大きさによって栄養特性が異なっています。そのため、魚種と大きさに合わせた適切な餌が必要です。そこで、それぞれの魚種の栄養特性と体の仕組み（餌の吸収・消化：栄養素の代謝：成長のしくみ等）を生化学的手法や分子生物学的手法を用いて詳しく解析しています。<br><br>生理学は目立たない仕事ですが、実はいろんな事に繋がる重要な研究分野です。ブランド養殖魚の開発もそのうちの一つで、高知県の名産の柚子を餌に加えることで、鮮度の維持と柑橘香の付与に成功した世界初の香る魚「柚子ぶり（現：柚子鰤王）」は当研究室の開発です。現在では、日本各地でフルーツを用いた餌が使われる様になりました。<br><br>魚類養殖には多々解決すべき点があります。養殖業を安定した産業にし、日本に水産学という学問と養殖業という産業を存続させたいと思っています。高知大学の水族栄養研究室でしかできない研究をすることによって、少しでも貢献したいと考えております。</p>

<p>At the Aquatic Nutrition Research Laboratory of the Marine Biological Production Course, Department of Marine Resources Science at Kochi University, researchers are pioneering the development of fish feed from a physiological perspective, a rarity worldwide.<br>By understanding the physiological phenomena of a fish's "appetite", "digestion and absorption", and "growth", they are addressing feed-related challenges.&nbsp;<br>In their pursuit of stable fish cultivation, while also reducing the need for manual measurements, they have incorporated i-enter's IoT Water Quality Sensor into their operations. We had the opportunity to discuss with Professor Hirohisa Fukada about their experiences before and after the implementation, as well as his future aspirations.<br></p><h2 id="h9e97d8a845">The Vital Role of IT Integration in Sustaining and Developing the Aquaculture Industry</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/f76f8e7e01104950b5c45de704dc188a/PC_img_02.png" alt=""></p><h3 id="hcb83e0c88c">ーCould you share with us the reasons and process that led to the implementation of our system?</h3><p>In our laboratory, we use large tanks to rear Yellowtail and Red Sea bream. Our setup includes 18 sizable tanks, each with a diameter of 6 meters and a volume of 30 tons. We also utilize smaller tanks for the fish as needed.<br><br>Usually, daily visits to our breeding facility are required for feeding the fish, cleaning the tanks, and ensuring an optimal rearing density. While we manually measure the oxygen levels post-feeding, it's also crucial to monitor the oxygen levels during summer due to higher water temperatures, or when the tank is densely populated.<br><br>Raising and observing fish offers invaluable insights for our research, but we consistently face the challenge of manpower shortages. This issue extends beyond our lab, underlining the broader need for IT solutions within the aquaculture industry.<br><br>With the financial aid from the Digital Promotion Subsidy, we've decided to incorporate the IoT Water Quality Sensor from i-enter. Our decision was based on its affordable pricing and the positive reviews it has garnered from other companies.<br><br></p><h2 id="h47d31d8422">Fish Learning Feeding Times!&nbsp;New Insights from Data Analysis</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/b59084d105d343929682babcc8c57df1/PC_img_03.png" alt=""></p><h3 id="h0b1eed372b">ーWhat are some challenges you were facing before the implementation of our system?</h3><p>In our laboratory, we are responsible for the care of stock fish that require year-round breeding, as well as experimental fish used for individual research during specific periods. When conducting a feed testing, it's standard to feed six days a week, making Saturday feedings almost solely an individual's responsibility.<br><br>Moreover, when we identify diseased fish, we must respond quickly regardless of the day or time, providing medication and collecting the afflicted fish. Even though measuring each tank takes only a few minutes, individuals had to spend around 30 minutes traveling from home to the lab, even on weekends, which adds a significant burden.<br><br>We used to manually recorded data on paper, then transcribed it to Excel every ten days and manually inputted it into graphing software. This process was not only time-consuming but also the manual measurement tools were challenging to use in dark places due to the poor visibility of the LCD.<br></p><h3 id="h8623f23279">ーCan you tell us about the effects after the implementation of our IoT Water Quality Sensor?</h3><p>Being able to remotely check the water quality data in real-time, which is automatically measured by the sensor, has significantly reduced our stress levels. With the sensor constantly monitoring the tanks, we no longer have to constantly worry about the decrease in dissolved oxygen levels after feeding, especially during the summer. It's also comforting to know that we can reduce the risk of fish mortality.<br><br>Visualizing water temperature changes through a graph has been very useful in making feeding decisions. Additionally, the graphed data is readily available for use in our research papers.<br><br>The implementation of the IoT Water Quality Sensor has also led to several new discoveries. Although we use underground seawater in our tanks, we found that the dissolved oxygen level could be influenced by river water and ocean tides. We discovered that the dissolved oxygen could drop sharply overnight.<br><br>We've also observed that fish become more active around feeding time, and a slight decrease in dissolved oxygen indicates that they've learned when it's time to eat. Interestingly, fish remember this schedule even if they are fed only once every two days. The IoT Water Quality Sensor not only helps in managing water quality but also provides new insights from the data, which is very beneficial for our research.<br><br></p><h2 id="h2659f32942">An IoT Sensor for Automatic Data Collection without the Need for Battery Charging</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/2c85b7cde6474aeb890ebe1c1c5cbfb1/PC_img_04.png" alt=""></p><h3 id="h426edbcaee">ーCould you share your experience with using the sensor?</h3><p>In the past, we had tried a 24-hour sensor from another company, capable of measuring temperature, dissolved oxygen, and water depth. However, it required daily battery charging, and we had to physically bring a computer to the site for data collection. In contrast, the IoT Water Quality Sensor from i-enter is much more user-friendly as it doesn't require battery charging and automatically collects data.<br><br>We've been utilizing it for approximately a year now and haven't faced a single error. While regular maintenance is required, it's not particularly inconvenient, especially since we're engaged in land-based farming and the sensor doesn't accumulate much dirt.<br></p><h3 id="h3b1669bf43">ーAre there any features you hope to see in the future?</h3><p>While we do receive real-time notifications on our computers and smartphones about abnormal water quality 24/7, it would be more convenient if these alerts could be sent&nbsp;not just via email, but also through phone calls or an app.<br>We utilize a remote camera, a feeder, and sensors to monitor conditions. If all of this data could be consolidated, it would be greatly beneficial.<br><br></p><h2 id="hd0f7068c87">Aiming to Contribute, Even Modestly, to Japan's Aquaculture Industry</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/f0bfa0a99b754c328d27b190e0181fff/PC_img_05.png" alt=""></p><h3 id="ha8fdf4c94d">ーAre you considering incorporating more IT technologies in the future?</h3><p>While our laboratory is currently operating on a limited budget, making it challenging to introduce more IT technologies, we understand the value of leveraging data in our research and maintaining secure breeding practices. If we could overcome these financial constraints, our goal is to equip all our tanks with IoT Water Quality Sensors from I-enter.<br><br>In Kochi University, we're focused on cultivating branded cultured fish. Our plan is to share the growth data with wholesalers. This is not only to ensure the safety and quality of our produce but also to enhance its overall value.<br></p><h3 id="h611da5b324">ーCould you share with us your future aspirations and the role you envision playing in society?</h3><p>At Kochi University's Aquatic Nutrition Laboratory, we're on a mission to develop superior feeds for farmed fish species, such as yellowtail and sea bream.<br><br>Given the distinct nutritional needs of different fish species and sizes, it's important to tailor feeds to these specific requirements. To tackle this, we take a deep dive into the intricate world of each fish species' biochemistry and molecular biology, conducting in-depth analyses of their nutritional characteristics and physiological processes like feed absorption, digestion, nutrient metabolism, and growth.<br><br>While physiology may not grab headlines, it's a critical research area with broad implications. One of our standout achievements is the creation of branded farmed fish. We were the first to introduce the world to a 'scented' fish, “Yuzu Buri”(柚子ぶり), now known as “Yuzu Buri-Oh” (柚子鰤王). This was achieved by incorporating yuzu, a citrus fruit native to Kochi Prefecture, into the fish feed. The outcome was a fish with extended freshness and a unique citrus aroma. Today, fruit-infused feeds are gaining popularity across Japan.<br><br>Fish farming certainly presents a range of challenges. However, our aim is to foster stability within the aquaculture industry and promote the longevity of fisheries science and the aquaculture industry in Japan. Through our unique research at Kochi University's Aquatic Nutrition Laboratory, we hope to make a substantial contribution to this field.</p>

ブリ養殖生簀の水質管理

Water Quality Management for Yellowtail Farming



産業として魚類養殖を<brListOnlyall>維持・発展するためには、<brListOnlyall>IT化が必要

The Vital Role of IT Integration in Sustaining and Developing the Aquaculture Industry

<p>1984年創業の小浜海産物株式会社は、若狭湾の豊富な水産資源を背景に若狭小浜名産の「小鯛ささ漬」をはじめとする水産物の加工、そして地方卸売市場として海産物ほか食品全般を取り扱っています。2020年より新規事業として陸上養殖を開始し、アイエンターの「IoT水質センサー」を導入しました。<br>導入の経緯、導入後の効果や今後実現したいことなどをお伺いしています。<br></p><h2 id="h7256766c4b">水質測定ができず、ランニングコストが余分に掛かっていた</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a081e51b36014edc9c2d259226f4f92d/interview4_img_1.png" alt=""></p><h3 id="h44dd929e4f">ー導入いただいた経緯を教えてください</h3><p>アイエンターさんの水質センサーを導入する前は、他社の水質センサーを実証実験の目的で導入し、水質を監視していました。しかし、測定のエラーにより、水質データがブランクになってしまうことが多くあり、且つ水質センサーの形状がかなり大きく、使い勝手もあまり良いものではありませんでした。<br><br>実証実験が終わるタイミングで費用も発生してしまうことから、別の水質センサーを探していたところ、アイエンターさんのIoT水質センサーをWebで見つけ、価格や計測間隔が短く設定できる部分を含め、1番使い勝手が良さそうだったので、導入を決めました。<br><br></p><h3 id="h92828d401d">ー導入前はどのような課題がありましたか？</h3><p>先程お話しした他社の水質センサーはエラーが多かったので、ハンディタイプの水質センサーを使用して測定を行っていましたが、水槽が38基あり、測定作業に1時間半程掛かっていました。<br><br>また、24時間体制で見ているわけではなく、定時以降は誰もいない状況になるので、水質測定ができず、不安を抱えていました。この不安から、酸素を無駄に使用してしまいランニングコストも余分に掛かっていたと思います。<br><br></p><h2 id="h62468f62cd">作業時間の軽減・魚の斃死リスクも軽減できるサービス</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a8841fb538964a3e846be2b3e0149299/interview4_img_2.png" alt=""></p><h3 id="hb8ba48b910">ーIoT水質センサーを導入した後の効果を教えてください</h3><p>まず、水質測定する作業時間をかなり減らすことができました。作業人数は減っていませんが、責任者が対応する必要がなくなり、アルバイトやパートの方々にお願いすることで、責任者が別の作業を行なうこともできています。<br><br>また、通知機能もあるので、心理的な負担もかなり減りました。実際にDO（溶存酸素濃度）の値が設定した閾値を下回ると通知が届き、現場で状況確認するとエアレーションが止まっていたことがありました。すぐに気づけたことで斃死を防ぐことができたので、魚の斃死リスクも軽減できるサービスだと実感しました。<br><br></p><h2 id="h460bbbe7ac">現場ではPCで確認、出先や定時以降はスマホで確認</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/98ed89e01eed4de68e9818ecec4c5558/interview4_img_3.png" alt=""></p><h3 id="h2e2dff3a3c">ーセンサーの使用感を教えてください</h3><p>センサーの清掃は1～2週間、校正は3ヶ月に1回程度行っておりますが、特に問題なく稼働できています。また、何か不具合があった際にはすぐに対応してもらえるので、安心して利用しています。<br><br>水質データは、現場ではPCを立ち上げて確認し、出先や定時以降はスマホで確認しています。毎回PCを立ち上げずに、スマホで見れる点もすごく便利だと感じます。<br><br></p><h3 id="hf0b3774e63">ー今後期待する機能はありますか</h3><p>アンモニアや硝酸、亜硝酸の測定が24時間監視できると、さらに効率的な養殖が可能になると思います。<br><br></p><h2 id="hfb62ee8cd5">自然環境に配慮した陸上養殖の取り組み</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/4eda5742976f472496600ff460b181d6/interview4_img_4.png" alt=""></p><h3 id="h1d602a67c4">ー今後もITの導入を考えていますか？</h3><p>2年後の2025年には養殖場を新設する計画を立てています。最初は小規模に始めますが、問題なければ大規模にしていく方針ですので、可能であれば、アイエンターさんのIoT水質センサーを全水槽に導入したいと考えています。<br><br></p><h3 id="hd38e5465c9">ー今後の目標や社会への役割を教えてください</h3><p>近年、水産資源の持続的利用に向け、養殖が担う役割がますます高まっています。私たちも、命をつなぎ、豊かな食文化を育んできた小浜の海を守りたい。そんな思いから、2020年より自然環境に配慮した陸上養殖に取り組み始め、「八百姫(やおひめ)ひらめ」を商品化しました。<br><br>「八百姫ひらめ」には3つの特徴があります。1つ目は、殺菌作用のある「酸素ナノバブル」を溶け込ませた海水を使用し、ワクチンや予防薬を投与せずに感染症や寄生虫のリスクを低下させた安心安全なひらめです。完全無投薬のオーガニック養殖魚は、出荷後も日持ちし、長く楽しむことができます。2つ目は、水質衛生管理を徹底し、取り込んだ海水を元よりもきれいな状態にして海に戻しているので、魚が食べ残した餌や排泄物などの海洋汚染の原因とならない環境にやさしい養殖を行っています。3つ目は、自社オリジナルの高タンパク・低脂質の餌を与えることで、肝臓肥大せず歩留まりも良い（余分な脂乗りが少なく）、引き締まった身質に育てています。<br><br>また、陸上養殖は、天候・災害のリスクが少なく、安定した供給が可能です。これからもより環境負荷の低い手法を追求し、安心安全でおいしい養殖魚を安定的にお届けするために、研究を続けてまいります。<br><br><br></p><h3 id="hcf83e1357e"><br></h3>

<p>OBAMA SEAFOODS CO., LTD., was founded in 1984 and processes marine products, including the renowned 'Kodai Sasazuke,' leveraging the rich fisheries resources of Wakasa Bay. As a regional wholesale market, they handle a variety of seafood and other food products. In 2020, they started a new land-based aquaculture business and introduced i-enter's 'IoT Water Quality Sensor.<br><span style="color:#000000">We interviewed them to learn about why they chose our service, the results after implementation, and their future plans.</span><br></p><h2 id="h64b5b24047">Inadequate Water Quality Measurement Increases Operating Costs</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a081e51b36014edc9c2d259226f4f92d/interview4_img_1.png" alt=""></p><h3 id="hcb83e0c88c">ーCould you share with us the reasons and process that led to the implementation of our system?</h3><p>Before we introduced i-enter's Water Quality Sensor, we were using a different sensor for monitoring water quality as part of our study. However, we frequently encountered measurement errors, leading to gaps in our water quality data. Additionally, the large size of the sensor wasn't user-friendly.<br><br>As our study was nearing completion and additional costs were becoming a concern, we began searching for an alternative water quality sensor. That's when we discovered i-enter's IoT Water Quality Sensor online. With its affordable price, the ability to set shorter measurement intervals, and superior usability, it stood out as the best option, prompting us to proceed with its implementation.<br><br></p><h3 id="h0b1eed372b">ーWhat are some challenges you were facing before the implementation of our system?</h3><p>As mentioned earlier, the water quality sensor from the other company was fraught with errors, so we turned to a handy type sensor for our measurements. However, considering we had 38 tanks to monitor, the measurement process was quite labor-intensive, taking about an hour and a half.<br><br>Moreover, since our monitoring wasn't a 24/7 operation and there was no one present during off-hours, there were periods when we couldn't measure the water quality. This situation was a cause for concern. Driven by this worry, we ended up using more oxygen than necessary, which I believe contributed to increased operating costs.<br><br></p><h2 id="ha96c9299ef">A Service that Minimizes Operation Time and Mitigates Fish Mortality Risk</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/a8841fb538964a3e846be2b3e0149299/interview4_img_2.png" alt=""></p><h3 id="h8623f23279">ーCan you tell us about the effects after the implementation of our IoT Water Quality Sensor?</h3><p>First off, we've been successful in drastically reducing the time it takes to measure water quality. Even though our team size remains the same, our need for constant supervision has diminished. This change has given us the flexibility to delegate the task to part-time staff, freeing up our supervisor for other important duties.<br><br>Additionally, the alert system has been a tremendous asset, significantly reducing our stress. For instance, we once received an alert when the Dissolved Oxygen (DO) levels dipped below the established threshold. This helped us quickly detect that the aerator had stopped at our site. Thanks to this immediate alert, we managed to prevent fish mortality. This incident really highlighted the importance of this service in not only saving our operational time, but also in minimizing the risk to our fish population.<br><br></p><h2 id="h7eed4555a4">PC for On-site, Smartphone for Off-site &amp; After hours</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/98ed89e01eed4de68e9818ecec4c5558/interview4_img_3.png" alt=""></p><h3 id="h426edbcaee">ーCould you share your experience with using the sensor?</h3><p>We perform routine maintenance on our sensors, cleaning them every one to two weeks and calibrating them every 3 months. So far, we have not encountered any errors. Knowing we can get immediate assistance if any issues arise gives us peace of mind.<br><br>When it comes to monitoring water quality data, we use our PC while on-site. But if we're off-site or it's after regular business hours, our smartphones are our go-to. The convenience of accessing the data on our phones without the need to power up a PC each time is a great advantage.<br><br></p><h3 id="h3b1669bf43">ーAre there any features you hope to see in the future?</h3><p>The ability to monitor elements like ammonia, nitrate, and nitrite 24/7 could significantly boost the efficiency of our aquaculture operations.<br><br></p><h2 id="hbff26caa52">Efforts in Environmentally Conscious Land-Based Aquaculture.</h2><p><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/4eda5742976f472496600ff460b181d6/interview4_img_4.png" alt=""></p><h3 id="ha8fdf4c94d">ーAre you considering incorporating more IT technologies in the future?</h3><p>We are planning to establish a new farm by 2025, just two years from now. We're starting small, but with the intention to expand in the future. Ideally, we hope to incorporate i-enter’s IoT Water Quality Sensor into all our tanks as part of this growth strategy.<br><br></p><h3 id="h611da5b324">ーCould you share with us your future aspirations and the role you envision playing in society?</h3><p>In recent years, the importance of aquaculture for the sustainable use of marine resources has increasingly been recognized. We share this commitment, striving to protect the sea of Omihama, which has fostered a rich culinary culture and supported life for generations. Driven by this dedication, we initiated environmentally conscious land-based aquaculture in 2020, culminating in the launch of our product, the "Yaohime Flounder”(八百姫ひらめ).<br><br>Our "Yaohime Flounder" possesses three distinctive attributes. First, we use seawater infused with “oxygen nano bubbles” that have sterilizing properties. This technique reduces the risk of infectious diseases and parasites without resorting to vaccines or preventive medication, ensuring the safe and secure rearing of flounder. This organically farmed flounder, raised without any medication, maintains its freshness even after shipping, offering extended enjoyment. Second, we manage water quality strictly, ensuring that the seawater we use is returned to the ocean cleaner than when we extracted it. This approach prevents marine pollution from leftover feed and fish waste, highlighting our commitment to environmentally friendly aquaculture. Lastly, by feeding our flounder a proprietary high-protein, low-fat diet, we cultivate flounder that have firm, low-fat flesh without liver enlargement, resulting in a high yield.<br><br>Moreover, land-based aquaculture reduces risks associated with weather and natural disasters, ensuring a stable supply. We remain steadfast in our dedication to investigating environmentally friendly farming methods and continuing our research to consistently deliver safe, secure, and delicious farmed fish.<br><br><br><br></p>

環境負荷の低い手法を追求し、安心安全でおいしい養殖魚を安定的に届ける


Striving for Low-Impact Methods to Consistently Deliver Safe, Reliable, and Delicious Farmed Fish

<h2 id="h1b97307c50">カーリング選手の技術力向上支援システム</h2><p>カメラ映像からカーリングストーンの位置を検出し、ストーンの軌跡を可視化する技術を国立大学法人北見工業大学、公立はこだて未来大学との共同研究により開発しました。<br>カーリングは、氷上のチェスとも呼ばれ、常に高度で緻密な戦略が必要なスポーツですが、技術的な分析は選手個々の感覚、経験則に頼る部分がほとんどです。このシステムは、カーリングのチーム戦術のひとつでもあるストーンの挙動予測をデータ化することを目的としており、「ストーンの停止位置」「ストーンの軌跡」を可視化します。<br></p><h2 id="hcc535d8bfe">カメラ映像からストーンの位置を検出し軌跡を可視化</h2><p>北海道北見市の通年営業カーリング専用施設「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」の天井に、12台のモノクロカメラを設置。 カーリングストーンに搭載した赤外線LEDをカメラで検出し、ストーンの位置を計測、氷面下に敷設した赤外線LEDモジュールを用いてキャリブレーションを行い、計測した座標とストーンの軌跡を時系列で可視化します</p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FvaWtCMB9QtI%3Ffeature%3Doembed%26rel%3D0&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DvaWtCMB9QtI&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FvaWtCMB9QtI%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen" allowfullscreen="true"></iframe><p><br></p><h2 id="hf369dd607c">選手の経験値に頼らない効率的な戦略設計が可能</h2><p>重さ約20kgのカーリングストーンは個々の特性があり、ストーンによって投げ方や戦略を変える必要がありますが、ストーンの特性を見抜くことは選手の経験則に頼らざるを得ない状況でした。<br>従来は、限られた時間の中で、同じラインに同じスピードで投げ続け、ストーンの止まった位置をノートに書き記し、その情報をチームに共有後、戦略を立てるという方法を用いていましたが、ストーントラッキングシステム導入後、ストーンの特性だけでなく、選手の特性もデータとして可視化できるようになり、統計学的な分析や効率的な戦略設計が、可能となりました。</p><h2 id="heb753c706d">スポーツテックで選手を支える未来</h2><p>ストーントラッキングシステムは、オリンピック出場経験のある国内トップカーラーも活用している技術です。 アイエンターはIT企業として、ストーントラッキングシステム、画像解析システムなど、スポーツ×テクノロジーを融合させた技術の提供により、カーリング選手のパフォーマンス向上に貢献しています。今後も、国内外のトップアスリートをはじめ、その後進となる競技者に対して、技術力向上の支援を続けていきます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/87ff08347dbe4ea79dfed337daeb15aa/stone_img1.png?w=470&amp;h=360" alt="ストーントラッキングシステム_カーリング選手画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/4cad03d8f09e45daacb306ec98820fa4/img_stone_image4.png?w=470&amp;h=360" alt="	ストーントラッキングシステム_解析画面画像"><br><br></p><p style="text-align:center"><strong style="color:#292929">ストーントラッキングシステム技術を利用したプロジェクションマッピング動画</strong></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F6oaWDcYJ-l0%3Ffeature%3Doembed%26rel%3D0&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3D6oaWDcYJ-l0&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2F6oaWDcYJ-l0%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen" allowfullscreen="true"></iframe><p><br></p>

<h2 id="h39e6bd1286"><span style="color:#27313b">Support system for improving the technical skills of curling players</span></h2><p><span style="color:#27313b">We have developed a technology to detect the position of curling stones from camera images and visualize the trajectory of stones through joint research with Kitami Institute of Technology and Future Hakodate University.</span><br><span style="color:#27313b">Curling, also known as chess on ice, is a sport that requires a sophisticated and precise strategy at all times, but most of the technical analysis relies on the senses and rules of thumb of each player. This system aims to digitize the prediction of Stone's behavior, which is one of the curling team tactics, and visualizes the "stopping position of the stone" and "the trajectory of the stone".</span><br></p><h2 id="h1c3038481c"><span style="color:#27313b">Detect the position of the stone from the camera image and visualize the trajectory</span></h2><p><span style="color:#27313b">Twelve monochrome cameras are installed on the ceiling of the Algo Graphics Kitami Curling Hall, a facility dedicated to curling all year round in Kitami City, Hokkaido. The infrared LEDs mounted on the curling stone are detected by a camera, the position of the stone is measured, and the infrared LED module laid under the ice surface is calibrated to visualize the measured coordinates and the trajectory of the stone in chronological orderEnables efficient strategy design that does not rely on players' experience</span><br><span style="color:#27313b">Curling stones weighing about 20 kg have their own characteristics, and depending on the stone, it is necessary to change the throwing method and strategy, but identifying the characteristics of the stone had to rely on the player's rule of thumb.</span><br><span style="color:#27313b">In the past, we used the method of throwing at the same line at the same speed in a limited time, writing down the position where the stone stopped in a notebook, sharing the information with the team, and then formulating a strategy, but after the introduction of the stone tracking system, not only the characteristics of the stone but also the characteristics of the players can be visualized as data, and statistical analysis and efficient strategy design are possible. It became possible.</span></p><h2 id="h9f79a17a36"><span style="color:#27313b">The future of supporting athletes with sports tech</span></h2><p><span style="color:#27313b">The Stone Tracking System is a technology that is also used by Japan's top curlers who have competed in the Olympic Games. As an IT company, IENTER contributes to improving the performance of curlers by providing technologies that combine sports × technologies, such as stone tracking systems and image analysis systems. Going forward, we will continue to support top athletes in Japan and overseas, as well as future athletes, to improve their technical capabilities.</span><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/87ff08347dbe4ea79dfed337daeb15aa/stone_img1.png?w=470&amp;h=360" alt="ストーントラッキングシステム_カーリング選手画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/4cad03d8f09e45daacb306ec98820fa4/img_stone_image4.png?w=470&amp;h=360" alt="	ストーントラッキングシステム_解析画面画像"><br><br></p><p style="text-align:center"><strong style="color:#27313b">Projection mapping video using stone tracking system technology</strong></p>

ストーントラッキング
システム

Stone Tracking System

<h2 id="h0d5027c7b2">選手の行動を制限しない非接触AI画像解析システム</h2><p>選手の身体にセンサーを付けることなく、選手の姿勢をAI画像解析で推定する技術を国立大学法人北見工業大学との共同研究により開発しました。<br>カーリングのデリバリー（ストーンを投球する動作）はミリ単位、0.1秒単位で身体をコントロールする能力が求められます。このシステムは、カーリング選手の身体的技術向上を目的としており、デリバリーフォームの挙動を可視化します。また、モデル同士を組み合わせることでトップカーラーとの比較も可能です。</p><h2 id="hb89124891a">仮想空間を用いた骨格検出学習モデル開発</h2><p>カーリング選手のデリバリー時の骨格を選手の体にセンサーを付けることなく、左右それぞれ1台の可視光カメラで撮影し、AI画像解析を行います。<br>取得したデータは専用ソフトウェアで解析し、各部位の骨格位置を検出、3Dモデルを生成することが可能です。このシステムには、アイエンターが特許を取得している「姿勢推定学習システム」が活用されており、仮想空間の3Dモデルで生成した学習データから、 現実映像の人物の姿勢（骨格）を推定することができます。<br>この技術により、骨格検出の学習モデル開発において、学習データの大量生成が可能となりました。</p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FvaWtCMB9QtI%3Ffeature%3Doembed%26rel%3D0&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DvaWtCMB9QtI&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FvaWtCMB9QtI%2Fhqdefault.jpg&key=ef481becf9fd4c17aa243190ea33aa20&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p><h2 id="h5c16d67684">カーリング選手の身体的技術向上に貢献</h2><p>画像解析システムでは、2台の可視光カメラで対象物を撮影し、AI画像解析をいます。<br>センサー等を選手に装着させる必要がないため、選手の行動を制限せず、自然な行動データを計測することが可能です。<br>また、3D映像で360度、どの角度からでも骨格の確認が可能となりました。従来の姿勢確認は目視で行い、経験則に頼ることがほとんどでしたが、今回開発したシステムを使用することで、可視化された自身の姿勢を分析し、他選手との比較データに基づいた考察が可能です。</p><h2 id="h176e1cf9f3">現実映像データの入手が困難な対象物の骨格検出</h2><p>画像解析システムはオリンピック出場経験のある国内トップカーラーも活用している技術となります。また、「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」では誰でもその技術を体験することができます。<br>現在はカーリング選手の姿勢を推定することを目的として導入している技術ですが、仮想空間を用いることで2次元、3次元にも対応可能となり、人物の骨格検出だけではなく、さまざまな動物の姿勢学習データ作成や骨格検出が可能となります。<br>また、現実映像データの入手が困難な対象についても、骨格検出の対応範囲を広げることが期待できます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/ba302c2622b94f34811c5649d5f2ba32/detection_img1.png?w=470&amp;h=360" alt="馬の骨格検出画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/9ae75fc239294c338f3ea24e2cd58d71/img_shisei_image4.png?w=470&amp;h=360" alt="馬の骨格解析中画像"></p>

<h2 id="h656098687f"><span style="color:#27313b">Non-contact AI image analysis system that does not restrict athletes' movements</span></h2><p><span style="color:#27313b">We have developed a technology to estimate the posture of athletes by AI image analysis without attaching sensors to their bodies in collaboration with Kitami Institute of Technology.</span><br><span style="color:#27313b">Curling delivery (the action of throwing stones) requires the ability to control the body in millimeters and 0.1 seconds. The system aims to improve the physical skills of curlers and visualizes the behavior of the delivery form. It is also possible to compare with top curlers by combining models.</span></p><h2 id="hec923c33dc"><span style="color:#27313b">Development of skeletal detection learning model using virtual space</span></h2><p><span style="color:#27313b">AI image analysis is performed by taking pictures of the skeleton of curling players at the time of delivery with one visible light camera on each side without attaching sensors to the player's body.</span><br><span style="color:#27313b">The acquired data can be analyzed with dedicated software, the skeletal position of each part can be detected, and a 3D model can be generated. This system utilizes Ienter's patented "posture estimation learning system", which can estimate the posture (skeleton) of a person in a real video from the learning data generated by a 3D model of the virtual space.</span><br><span style="color:#27313b">This technology has made it possible to generate a large amount of training data in the development of learning models for skeletal detection.</span></p><h2 id="hf4ba2eca3a"><span style="color:#27313b">Contributing to the improvement of the physical skills of curlers</span></h2><p><span style="color:#27313b">The image analysis system uses two visible light cameras to photograph objects and perform AI image analysis.</span><br><span style="color:#27313b">Since there is no need to attach sensors to the players, it is possible to measure natural behavior data without restricting the player's behavior.</span><br><span style="color:#27313b">In addition, it is now possible to check the skeleton from any angle in 360 degrees with 3D images. In the past, posture confirmation was mostly done visually and relied on rules of thumb, but by using the system developed this time, it is possible to analyze one's own posture visualized and consider it based on comparative data with other athletes.</span></p><h2 id="h9306f02f39"><span style="color:#27313b">Skeletal detection of objects for which real-world video data is difficult to obtain</span></h2><p><span style="color:#27313b">The image analysis system is a technology that is also used by Japan's top curlers who have participated in the Olympic Games. In addition, at the "Argo Graphics Kitami Curling Hall", anyone can experience the technology.</span><br><span style="color:#27313b">Currently, the technology is introduced for the purpose of estimating the posture of curling players, but by using virtual space, it will be possible to support 2D and 3D, and it will be possible not only to detect human skeletons, but also to create posture learning data and skeleton detection of various animals.</span><br><span style="color:#27313b">In addition, it is expected to expand the range of support for skeletal detection for subjects for which it is difficult to obtain real video data.</span></p><h2 id="hcf83e1357e"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/ba302c2622b94f34811c5649d5f2ba32/detection_img1.png?w=470&amp;h=360" alt="馬の骨格検出画像"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/1e489f5399de4b479f9cd689ba79bec0/9ae75fc239294c338f3ea24e2cd58d71/img_shisei_image4.png?w=470&amp;h=360" alt="馬の骨格解析中画像"></h2>

#ストーントラッキングシステム

画像解析システム

Image Analysis System

<h2 id="h05705464a3">3Dモデルを用いて姿勢を推定する「姿勢推定学習システム」を開発</h2><p>仮想空間の3Dモデルを用いて生成した学習データで、現実映像の人物の姿勢（骨格）を推定する「姿勢推定学習システム、姿勢推定学習方法及び機械学習用データの作成プログラム」を開発しました。このシステムは、2021年4月に特許を取得しています（特許第6868875号）。<br><br>姿勢推定学習システムは、仮想空間で3Dモデルを任意のモーションデータで動作させ、そのスクリーンショットをさまざまな角度から撮影し、骨格情報を記録します。これらのスクリーンショットと2次元または3次元の骨格データを使用して学習モデルを構築します。これにより、カメラ映像だけで骨格情報を検出することが可能です。<br><br>このシステムを活用することで、物理的な撮影環境を用意せずに、照明や視点、天候などさまざまな条件で大量の学習データをプログラムで自動作成できるため、学習データ作成における手作業の負担を大幅に軽減できます。<br></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FJt2aovcuGyA%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DJt2aovcuGyA&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FJt2aovcuGyA%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p>

姿勢推定学習システム

<h2 id="he3ee365103">⿂体サイズを計測するカメラと分析システム「AI魚体サイズ測定カメラ」を開発</h2><p>ディープラーニングの画像認識技術を用いて魚体を検出し、魚の位置情報から体長と体高を計測するシステム「AI魚体サイズ測定カメラ」を開発しました。このシステムは、2020年4月に特許を取得しています（特許第6694039号）。<br><br>特許取得時の算出方法は、魚の上顎の先端から尾びれの付け根までの「体長」と、背びれの付け根から腹びれの付け根までの「体高」でしたが、現在は尾叉長や全長でも測定可能です。<br><br>AI魚体サイズ測定カメラは、魚を生簀から取り出さずにサイズを計測でき、魚体サイズの「平均」「最大」「最小」「標準偏差」といったデータをPCやスマートフォンで一覧表示できます。データの一覧化だけでなく、撮影した動画データの蓄積や時系列でのサイズ情報のグラフ化により、成長過程の可視化も可能です。<br></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F29daFOdNfsk%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3D29daFOdNfsk&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2F29daFOdNfsk%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p>

AI魚体サイズ測定カメラ

<h2 id="hdf541205ba">24時間水質管理システム「IoT水質センサー」を開発</h2><p>陸上養殖や海上養殖、河川や池の水質データを24時間Webで管理できるシステム「IoT水質センサー」を開発しました。<br><br>IoT水質センサーは、水中に設置され、水温、溶存酸素、塩分濃度、pH、クロロフィル、濁度、アンモニウムなど、さまざまな水質データを自動でサンプリングしてクラウドに転送し、Webブラウザで24時間365日監視できます。<br><br>スマートフォンへの通知機能を搭載しているため、異常が発生した場合にはリアルタイムで通知を受け取ることができます。センサーモジュールはコンセントの他、ソーラー電源にも対応しているため、海上養殖などコンセントがない場所にも設置可能です。<br>また、通信方式は携帯電話回線とWi-Fiの両方に対応しているため、お持ちのPCやスマートフォンから水質データを確認できます。<br></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FhI88E9bEA-o%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DhI88E9bEA-o&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FhI88E9bEA-o%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p>

IoT水質センサー

<h2 id="h6a08fe2a93">スポーツテック「i-enter Sports-Tech Lab」</h2><p>アイエンターは、北見工業大学冬季スポーツ科学研究推進センター、公立はこだて未来大学、電気通信大学人工知能先端研究センター、および株式会社AIS北海道と、カーリング研究に関する包括連携協定を締結しました。この協定を通じて、産学連携による相互発展を目指し、カーリング競技の支援技術の発展、優秀な人材の育成、地域社会への貢献を目的にさまざまな取り組みを行っています。<br></p><h3 id="hfd5a411e44">ーストーントラッキングシステム</h3><p>デリバリーされたストーンを天井に設置された12台のカメラで認識し、ストーンの座標位置を計測します。測定結果をマーキングすることで、デリバリーごとのストーン軌跡を可視化できます。<br></p><h3 id="h76762fc7e1">ー画像解析システム</h3><p>選手のデリバリー姿勢を左右2台のカメラで撮影し、AIによる画像解析を行います。デリバリー時の選手の骨格位置を推定・記録し、各骨格部位の時系列変動をグラフ化することが可能です。<br></p><h3 id="hcd25cf4254">ー競技動作測定システム</h3><p>カーリングブラシに内蔵されたセンサーでスイーピング力を測定するシステムです。測定結果は一覧で閲覧でき、スイーピング時の力のかかり方をグラフ表示することが可能です。<br></p><h3 id="h6072558669">ーAR／VRシミュレーションシステム</h3><p>アルゴグラフィックス北見カーリングホールのアイスリンクをバーチャル空間に忠実に再現し、VRデバイスを使用してカーリングを疑似体験できるシステムです。<br></p><iframe class="embedly-embed" src="https://cdn.embedly.com/widgets/media.html?src=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FMZqxP3Zsvrg%3Ffeature%3Doembed&display_name=YouTube&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DMZqxP3Zsvrg&image=https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FMZqxP3Zsvrg%2Fhqdefault.jpg&key=94335756f04b424b8ce3ce71cbe3de0a&type=text%2Fhtml&schema=youtube" width="560" height="315" scrolling="no" title="YouTube embed" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; encrypted-media; picture-in-picture;" allowfullscreen="true"></iframe><p style="text-align:center"><br></p>

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