株式会社アイエンター
株式会社アイエンター
AIの物体認識技術を用いて、分養時や出荷時に魚の尾数をカウントし、リアルタイムでタブレットに表示するシステム「AIフィッシュカウンター」を開発しました。このシステムは、現在特許出願中です。(特願2025‐23043)
「AIフィッシュカウンター」では、流れてくる魚体を「魚体捕捉用カメラ」で真上から撮影します。撮影した魚体は、AI物体検出技術を用いて検出され、リアルタイムでカウント数をタブレットで確認することができます。
魚の検出精度を向上させるため、装置出口では水切り処理を行い、外部光の影響を軽減する遮光シートを取り付けています。これにより、環境の変化に影響されず、安定した計測が可能です。
また、カウント精度を向上させるため、AI物体検出では魚全体だけでなく、頭と尻尾の部位も検出しています。画面外に魚が見切れてしまった場合でも、頭と尻尾を検出することで検出漏れを防ぎます。この仕組みにより、多様な魚種への対応が可能です。