株式会社アイエンター
株式会社アイエンター
仮想空間の3Dモデルを用いて生成した学習データで、現実映像の人物の姿勢(骨格)を推定する「姿勢推定学習システム、姿勢推定学習方法及び機械学習用データの作成プログラム」を開発しました。このシステムは、2021年4月に特許を取得しています(特許第6868875号)。
姿勢推定学習システムは、仮想空間で3Dモデルを任意のモーションデータで動作させ、そのスクリーンショットをさまざまな角度から撮影し、骨格情報を記録します。これらのスクリーンショットと2次元または3次元の骨格データを使用して学習モデルを構築します。これにより、カメラ映像だけで骨格情報を検出することが可能です。
このシステムを活用することで、物理的な撮影環境を用意せずに、照明や視点、天候などさまざまな条件で大量の学習データをプログラムで自動作成できるため、学習データ作成における手作業の負担を大幅に軽減できます。